よつや整形外科リハビリクリニック

   

側弯症外来

側弯症(そくわんしょう)とは

側弯症は主に思春期とくに身長が伸びる時期に、背骨が弯曲してくる疾患です。約2%の発生率とされており(50人に1人の割合)、比較的多くみられます。男女の割合では、女性に多く、約8~9割が女性に発症すると言われています。学校検診で確認されますが、わかりにくいこともあり、気になる場合は整形外科での検診をお勧めします。

側弯の角度が20度前後で、側弯が進行する可能性のある時期の場合、装具療法による進行抑制を主とした治療をお勧めします。

当院ではCheneau装具を主に使用していますが、そのほかの装具(Boston装具など)も対応可能です。医師にご相談ください。

側弯の角度が40度を超えている場合には、手術治療が必要な可能性がありますので提携医療機関にご紹介させていただきます。

院長は名古屋大学医学部付属病院および名城病院にて、10年以上にわたり側弯症治療にかかわってまいりました。専門的な知識や経験が必要な側弯症治療ですが、携わる医師が少ないのが現状です。今までの経験を生かして、側弯治療を継続していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

当院では夕方や土曜日に診療が可能ですので、学生の方には学校を休むことなく、側弯症の治療を受けていただけます。